ボーケン・ホーチミン試験センター/生産工程全体をフォロー/基礎セミナーも開催
2019年09月02日 (月曜日)
ボーケン品質評価機構のホーチミン試験センターは、「試験、検査という一つの工程だけを見るのではなく、生産全体をフォローする」(久保良太所長)とし、生地、縫製の各工程をチェックし、問題点があれば改善報告する取り組みを進める。
(ホーチミンで吉田武史)
同センターは2014年の設立以来、スイスの検査機関であるSGSとの協業体制を敷いている。「日本(のボーケン)でできていることをどれだけこちらでもできるか」をテーマに今後もSGSや日本のボーケンと連携を取りながら検査・試験体制の充実を図る。
その一環として取り組むのが生産工程全体のチェックとその報告。SGSやボーケン各拠点と連携し、顧客の生産工程全体をリアルタイムでチェック。例えば生産の遅れなどがあった際に顧客にその状況をフィードバックする。全体の工程がスムーズに流れるようにフォローすることで、顧客満足度を高める。
顧客サービスの一環として「繊維基礎セミナー」も開催する。日系企業が雇用する現地スタッフを対象に開くもので、今年はバンコク、ホーチミンが既に終了しており3日にはジャカルタで実施する。
同センターへの試験依頼件数は順調に拡大している。当初は製品検査依頼が多かったが、同国に生地生産拠点が増えるのに従って日系商社もこれら生地を手配するようになり、生地検査依頼も拡大した。今後はUVカットや吸水速乾、抗菌などの依頼獲得に力を入れる。




