オリゾンティを買収/伊藤忠、ワールドから
2001年11月15日 (木曜日)
伊藤忠商事は14日、ワールドの連結子会社で婦人・メンズアパレルのオリゾンティ(神戸市、資本金5500万円、多田一郎社長)を買収することでワールドと合意した、と発表した。ワールドから同社保有株式を譲り受けるもので、旗艦ブランド「ヴィヴィアン・ウエストウッド」を中心に、ブランドビジネスを強化する。
伊藤忠はウエストウッドのマスターライセンシーとしてオリゾンティと取引関係があった。直輸入および国内におけるライセンス業務を伊藤忠が担当、オリゾンティは輸入品の卸売業務を担っていた。同ブランドはこの輸入品を核に国内10社・15アイテムでライセンス展開しており、今回の買収で伊藤忠が一元的に管理、運営していくことになる。
ワールドは売却に当たってオリゾンティが19日に予定する2500株の第三者割当増資をすべて引き受け、現在保有する515株(46・8%)と合わせ、83・75%を売却することになる。
オリゾンティは91年にワールドから独立。ウエストウッドのほか「インタープラネット」「ドゥニーム」などのブランドのほかセレクトショップの展開を積極的に行ってきた。前3月期の売上高は92億5500万円、損益は営業、経常とも赤字で、最終損失3億5200万円を計上していた。
この株式売却に伴い、ワールドは9月中間決算で関係会社整理損として連結で5億200万円、単体で7億7500万円を計上した。
伊藤忠は流通起点のビジネス構築を今期の重点課題に挙げ、川下分野への投資を強化しており、今回の買収もその一環。




