「AFF・東京2019」出展企業ピックアップ(2)(9月25~27日、サンシャインシティ文化会館・ワールドインポートマート)
2019年09月13日 (金曜日)
〈感度の高いODM提供/広州裳界企業管理服務〉
2014年設立の製品ODM企業。デザインからサンプル生産まで自社で手掛けている。異なるデザインコンセプトのファッション感度の高い四つのラインを展開し、中国国内では実店舗とネット通販での販売も展開。ここ数年の年間輸出額は約800万ドルで、うち日本向けは35%を占める。
4ラインのうち、2ラインが日本市場で引き合いを増やしている。今後日本の展示会に積極出展し、開拓を急ぐ。初出展の今回は、ビッグシルエットの布帛製ワンピースなどを訴求する。
〈スポーツ向けパンツ地豊富/青島和必成貿易〉
ニット、布帛のパンツ地と特殊なスポーツウエア向け生地の製造販売を展開。パンツの豊富なパターンを持ち、パターン提案もできる。製品の全てが日本向けで、日本市場のニーズに精通している。
日本のアパレル市況が振るわない中、近年開発を強め、新規顧客の開拓に成功している。18年売上高は200万ドル超。日本に専門スタッフを置き、定期的に顧客を訪問している。9回目の今回は、コストパフォーマンスの高いスポーツウエア向け生地を前面に打ち出す。
〈日本特化のアパレル貿易/黄石市軒琪服飾〉
日本向け専業のアパレル貿易会社。協力工場でニット、布帛製衣類を生産する。刺しゅうやプリント、レースなどの加工ニーズにも幅広く対応している。18年売上高は30万ドル、取扱量は3万着だった。強みは日本向け製品の生産に長年従事するスタッフが多いこと。
素材の開発に力を入れており、最新トレンドを取り入れた高級生地や、特殊加工の生地を提案できる。初出展の今回は、各種ファッション衣料や、特殊加工の生地を使った製品をアピールする。
〈高品質の布帛衣類生産/大連世浩服装〉
布帛製衣類メーカーで、150人規模の工場を2軒、20~50人規模を5軒、10人以下のサンプル工場を10軒擁する。工員は長年日本向けに携わる熟練工が多い。年齢は28~40歳と比較的若い。
生産アイテムは、レディースからメンズ、キッズまで幅広い。小ロットから大ロットまで対応している。日本の大手百貨店アパレルの指定工場で、生産管理と品質が顧客から評価されている。18年の日本向け輸出額は2千万ドル、取扱量は100万着。
初出展の今回は、中高級ゾーンのコートとジャケット、ダウンウエアをメインに紹介する。