「AFF・東京2019」出展企業ピックアップ(4)(9月25~27日、サンシャインシティ文化会館・ワールドインポートマート)
2019年09月19日 (木曜日)
〈オパール加工織物を前面に/青島海芸嘉服飾〉
日本向け専業のアパレル貿易会社。協力工場10軒でニット、布帛製衣類を生産している。キッズウエアと授乳服の生産を得意とする。2018年輸出額は約500万ドルで、前年に比べ100万ドル増えた。QRや生地開発力の高さ、日本の顧客のニーズを知り尽くしていることなどに優位性を持つ。
これまで東京、大阪展に計10回出展。今回はニット、布帛製のキッズウエアと、キッズウエア向けニット生地を打ち出す。中でもオパール加工織物の訴求に力を入れる。
〈介護製品とラミネート訴求/青島三秀紡織品科技集団〉
1998年に設立した「国家ハイテク企業」。主なアイテムは、機能性マットレスカバーや防水シーツを使った寝袋と、アパレル、寝袋用の機能性ラミネート生地。製品は日本、欧米など30カ国・地域に輸出している。2018年の日本向け比率は約35%。
防水透湿や抗菌防臭、高耐久性の高機能素材は日本向けをメインに展開し、大手企業への販売を伸ばしている。防水透湿生地は10年の販売実績がある。今回展では、防水シーツなどの介護用繊維製品や、ラミネート生地などを打ち出す。
〈メンズに精通の貿易会社/南通本音国際貿易〉
日本向け専門のアパレル貿易会社で、ニット、布帛製衣類を生産する協力工場12軒を活用している。アイテムはメンズが中心で、レディースやキッズも手掛ける。
日本のアパレル市況が振るわない中、顧客へのサービスと製品の質を保つことで成長を図っている。強みは、長年日本向けに特化し顧客のニーズを熟知していること。特にメンズ市場に精通している。
今回は、スパンコール刺しゅう、インクジェット、シリコンプリント、ブラッシュ刺しゅうなどの加工が特徴の製品を訴求する。
〈QR強みの対日OEM企業/南通日仲国際貿易〉
対日に特化するOEM企業。自社工場と協力工場で生産し、小ロット・短納期に対応している。生産アイテムは布帛、ニット製衣類のレディース、メンズ、スポーツウエア。
元々はアパレル貿易会社だったが、QRのため自社工場(南通建錦時装)を近年設立した。これにより、納期を最短4週間にした。現在、トレンドを取り入れた生地の開発や、特殊加工への対応に力を入れている。
今回展では、刺しゅう入りのレディースやウールコート、レザー衣類のほか、各種機能素材を出展する。