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レンチング/サステイナビリティーを探る/東京でトークセッション

2019年10月07日 (月曜日)

 レンチングは3日、「テンセル」とサステイナブル(持続可能な)ファッションの関係性を主要テーマとしたトークセッションを、東京都港区のオーストリア大使館公邸で開いた。昼の部は三つのセッションに分かれ、アパレル・ファッションの持続可能性などが語られ、夜の部には女優の広末涼子さんがスペシャルゲストとして登場した。

 セッション1は「テクノロジーとクリエーションで持続可能な価値を創造」がテーマ。サステイナブルのアプローチの仕方について、ゴールドウインの大坪岳人氏は「昨日まで良かったとされていたことが、明日には悪くなる。軌道修正しながら進んでいけばいい」との見解を示した。

 ユナイテッドアローズの玉井菜緒さんは、明確な正解が見いだせていないのが実情とした上で、「全社プロジェクトとして答えを出そうとしている段階」と話した。

 セッション2ではレンチングの最高コマーシャル責任者であるロバート・ファン・デ・ケアコフ氏、日本アパレル・ファッション協議会CSR委員長の岩田功氏(三陽商会社長)らが登壇。岩田氏は、工場監査や海洋プラスチックごみ問題への対応などを進めているとし、「サステイナビリティー実現へ踏み出している」と強調した。

 「Feels so right 気持ちいいファッションの選択とは?」と題された夜の部には広末さんがトークショーを行った。テンセルを使った服で登場した広末さんは「肌触りが良く、着ていて気持ちがいい。これからもテンセル使いの服を着たい」とコメントした。