ダイワボウプログレス/出雲をフィルター一貫工場に/和歌山工場は21年に撤収

2019年10月29日 (火曜日)

 産業資材用の繊維製品や製紙用カンバスを製造・販売するダイワボウプログレスは、産業資材専業工場としての機能強化を図るため、和歌山工場のフィルター製品生産設備とダイワボウポリテック・美川工場のフィルター原料生産設備を出雲工場に集約し、原料から製品までの一貫生産体制を構築する。和歌山工場の土木資材生産設備も出雲工場へ移設し、2021年9月で和歌山工場を撤収する。

 出雲工場では12月から設備受け入れ工事を開始し、21年7月で和歌山工場の生産を終了、同年9月に出雲工場への切り替えを完了する予定。ダイワボウプログレスは現在、出雲(島根県出雲市)、益田(同益田市)、明石(兵庫県明石市)、和歌山(和歌山県美浜町)の4工場を保有する。