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ヤギ「シーズプロテックス」/環境配慮の撥水加工生地提案/フッ素フリーで効果発揮

2019年11月01日 (金曜日)

 ヤギは、フッ素化合物を使用せずに撥水(はっすい)加工を施した生地「シーズプロテックス」の販売を開始する。用途に応じて糸からでも加工できる特徴を生かし、布帛とニットの両方で採用を提案する。全社的に取り組むエシカル事業「ヤギシカル」の指針に沿って、撥水加工の分野でもエシカルな製品の開発に力を注ぐ。

 シーズプロテックスには、フッ素などの化学物質に代えて天然由来成分を使用して、素材を加工し優れた撥水効果をもたらした。親水性の汚れに対しても防止効果を発揮し、首回りの汚れなども気にせず着用できると言う。

 アイロンの熱処理で撥水効果が回復するため、長期間の使用にも耐える持続性も備えている。

 環境と人体に優しい生地として、エコテックススタンダード100の認証も受けた。

 今日1日まで東京都渋谷区で開催している20秋冬向けの生地展示会で、シーズプロテックスを初披露。新開発のサステイナブル(持続可能な)素材として、アパレル関係者にアピールしている。

〈独自のエシカル素材打ち出し〉

 ヤギは、グループ会社のイチメン(東京都渋谷区)との合同による20秋冬生地展示会を1日まで開いている。

 独自のエシカルテキスタイルシリーズ「フォレシカ」でも、秋冬向けの新商品をそろえた。「レンチング エコヴェロ」特殊ビスコースとリサイクルポリエステルを組み合わせたフリースなどを新たに提案する。

 イチメンとのコラボ商材として、エコヴェロとオーガニックコットンを混紡した生地も打ち出す。