不適切事案が判明/ユニチカ

2019年11月05日 (火曜日)

 ユニチカは8月に発表した品質管理上の不適切事案について、新たな事案が判明したと発表した。

 新たな不適切事案として判明したのはユニチカが販売した日本エステル製造のポリエステル樹脂4銘柄と、テラボウ製造のナイロン樹脂4銘柄。ポリエステル樹脂は水分率に関して測定を怠っていたものと測定数値を書き換えたものがあり、ナイロン樹脂は引張強度、耐衝撃性、粘度の一部に書き替えがあった。

 判明した事案は顧客への謝罪、説明を既に始めている。

 今後、全ての事案について外部調査委員会による調査を実施するとともに、再発防止策として品質保証に関するコンプライアンス体制を強化する。