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ユニチカトレーディング/「ナノアクア―pH」を開発/耐久性に優れるpHコントロール素材

2019年11月18日 (月曜日)

 ユニチカトレーディング(UTC)は、ベビー用品のコンビ(東京都台東区)、化粧品原料メーカーの一丸ファルコス(岐阜県本巣市)との共同で肌の弱酸性をキープするpH(ペーハー)コントロール素材「ナノアクア―pH」を開発した。耐久性に優れているほか、吸水性能、制電性能、防汚性能にpHコントロール性能を複合することで生地表面を弱酸性にキープする。

 一丸ファルコスとコンビはヒト由来乳酸菌の1種であるエンテロコッカスフェカリスEC―12株の加熱殺菌菌体が加齢により減少するうるおい菌を育て、肌フローラ(皮膚常在菌叢)を改善することを発見。化粧品原料「ラ・フローラEC―12」として販売している。

 UTCはナノアクアの加工技術とEC―12を融合することでナノアクア―pHを開発した。生地上のpHを弱酸性~中性サイドにコントロールする、優れた吸水拡散性、静電気抑制効果、皮脂汚れの除去性に優れる、工業洗濯にも耐える洗濯耐久性――などが特徴。

 ユニフォーム用途への販売を先行。順次、肌着やスポーツ衣料へも広げるとともに日用品などの生活資材も開拓する。