東播染工/生地輸出拡大に力/サステ素材で欧米市場へ
2019年11月21日 (木曜日)
東播染工(兵庫県西脇市)が独自に開発した生地の輸出拡大に力を入れる。近年、欧米で急速にニーズが高まるサステイナビリティー(持続可能性)に対応した素材開発に注力し、海外の展示会で現地ブランドやアパレルでの採用を増やす。
来年1月にはジェトロが主催する米・ニューヨークでの日本製テキスタイル展「ジャパン・テキスタイル・サロン」、2月には欧州最大級の生地見本市「ミラノ・ウニカ」(MU)に出展し最新作を披露する。来年で米国の展示会には3回目、MUには2回目の出展となる。
MUでは綿、オーガニックコットン、キャメル、ウールなど天然素材を中心とした織物約100点をアピールする。これまでベビー用ガーゼなどで採用されてきた、素材が本来持つ自然の風合いや色を生かした生地をファッション分野に向けて提案する。
今年7月のMUで豚革のようなざらつきのある表面感を表現した「ピッグスキンコットン」が好評だったため、色数を増やしたり、綿100%の商材を開発したりして、バリエーションを増やして臨む。
新たにオーガニックコットン100%の生地も開発中。「GOTS」認証を取得した大正紡績の強撚綿糸を使った、麻のような手触りの生地になるもよう。
竹内康平専務は「初回のMUは期待を上回る来場者があり、現在メゾンへの提案も進めている」とし、「本格的なビジネスにつなげるために欧米での展示会への継続出展を決めた」と経緯を話す。




