繊維ニュース

クラボウ/「アフターペット」再定義/環境省のキャンペーンにも参加

2019年11月22日 (金曜日)

 クラボウはユニフォーム用途で実績のある再生ポリエステル使い糸・生地「アフターペット」を再定義し、SDGs(持続可能な開発目標)に対応した商品としての位置付けを明確にする。その一環として海洋プラスチックごみ問題解決への取り組みを支援する環境省のキャンペーンにも参加した。

 アフターペットはマテリアルリサイクルのポリエステル短繊維を使った商品であり、これまでもユニフォーム用途などを中心に豊富な実績を持つ。混率50%以上の使用で「エコマーク」認証を取得でき、グリーン購入法の対象となることでも高い評価を得てきた。

 近年、世界的にSDGsやESG(環境・社会・ガバナンス)への要求が高まり、サステイナブル(持続可能な)素材への要求が高まっている。このためクラボウは、これまでの実績を生かしながらアフターペットをSDGsに対応した環境配慮型商品として再定義。改めて提案を強化する。

 その一環として海洋プラスチックごみ問題解決に向けて消費者、自治体、NGO、企業が連携して取り組むことを支援する環境省のキャンペーン「プラスチック・スマート」にも参加した。アフターペットの販売を通じてプラスチックのリサイクル・アップサイクルの取り組みに貢献することを目指す。

 アフターペットをSDGs対応素材として再定義することで販売先のニーズにも応える。例えば同社のユニフォーム地を採用する企業もSDGsやESGを重視する動きを強めおり、サステイナブル素材への引き合いも強まる。こうした動きにアフターペットを提案することで需要の掘り起しを進める。