A+A2019 ユニフォーム2.0の時代へ(7)/両親が着る服は子供も着たくなる
2019年11月27日 (水曜日)
ワーカーが常に着用したくなるデザイン性、機能性を追求しようとする姿勢は成長している企業ほど強い。イタリアのディアドラは、親会社ジェオックスが特許を持つ「ネットブリーフィングシステム」を採用したワークウエアを開発。背面にチューブのようなものが入れてあり、そこから汗(水分)が肩に抜ける形で、通気性が良く抜群の着心地を保つことができる。
9月から販売を開始し、「予想の3倍となる3万点以上を既に販売している」と北欧・東欧担当マネージャーのマルコ・ボルトロッティ氏。プライベートで着用できるデザイン性の高さに加え、ソフトシェルジャケットでは耐水圧5千ミリ/24時間の性能を持つなど、高機能性が受けているようだ。
米国のディッキーズは、フレキシビリティーをテーマに動きやすさを追求するとともに、冷感機能に優れる「テンプ―iQ」という素材を採用するなど高機能化も進めた。
今回のA+A2019では、同じ米国のアパレル・フットウエアメーカー大手のVFコーポレーションの傘下として、「ティンバーランド・プロ」のワークウエアも初披露。ディッキーズの一格上の価格帯で打ち出す予定で、高強力ナイロン「コーデュラ」や軽量保温中わた「サーモライト」を使い、高機能とデザインを両立したワークウエアで話題を集めた。
デンマークのマスコットはビビッドなカラーリングが印象的なアクセレレートシリーズが会場でひと際目立っていた。アウディのレーシングカーチームと一緒に共同開発した意欲作で、素材には4ウエーのストレッチ素材を採用し着心地にも配慮。袖は耐摩耗性を高めるために高強力ナイロン「コーデュラ」で補強され、デザイン性も加味したリフレクターにより視認性も高い。
同社は以前、「マスコット・ミニ」として子供服を手掛けていたが、このアクセレレートシリーズで子供服を復活。国際マーケティング部長のシッコ・ステーンフイセン氏は「両親が着ている服を着たいと言う子供の要望に応えるために商品化した」と話す。勢いのあるブランドはターゲットを子供へも広げつつある。
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次回の「A+A2021」は、2021年10月26~29日に開催する予定。労働安全が企業の成長を支える重要な要素になる中で、A+Aに対する注目度は今後もますます高まっていきそうだ。
(おわり)




