建築賞で奨励賞を受賞 「AFRW」による自社建築物で/帝人

2019年11月29日 (金曜日)

 帝人の高機能繊維で補強した木造建築物用集成材「AFRW」を使用する世界初の建築物である「MIRAI LIVELY HOUSE」がこのほど東京都産業労働局が主催する「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」で「奨励賞」を受賞した。

 同建築賞は同局が東京都において木材利用の新たな可能性を開拓する革新的モデルとなりうる建築物、木質空間を表彰するもの。

 帝人は東京研究センター(東京都日野市)にMIRAI LIVELY HOUSEを建築。木材の軽さと鉄骨並みの剛性を併せ持つAFRWを使用することで、柱のない開放性の高い空間を実現した。