「AFFスポーツ」閉幕/アスレジャーなどで高品質訴求
2019年11月25日 (月曜日)
「AFF」(アジアファッションフェア)のスポーツに特化した「AFFスポーツ」が22日、インテックス大阪で閉幕した。アスレジャースタイルやトレーニングウエアを提供する中国のスポーツファッション企業約50社が高機能・高品質商品を訴求した。
フラットシーマ機18台を持つ青島中千紡貿易は、自社工場生産によるポリエステル、ナイロンのボトムスを提案。「昨年は子供服がよく売れたが、今年は不況色が強い。昇華転写プリント品を売りたい」とアピールする。
威海協誠紡織服装は、100人規模の工場を持ち欧米客が中心だが、対日拡大へ機能性ポロシャツやヘンリーネックシャツを打ち出す。ミャンマーに1500人規模の工場を用意した。
青島帝欧国際貿易は、日本向けが9割。大手ベビー・子供服専門店と継続して取引する。ポリエステルのボア使いのトップスが売れているほか、アクリルのマフラーも売り出した。
青島健爾戸外用品は、ヤマトミシン製造、ペガサスミシン製造など日本製設備の生産体制を持ち、日本からのOEM受注を期待する。