繊維ニュース

トンボ/ダイレクトにニーズを反映/伝統の制服ブラッシュアップも

2019年12月02日 (月曜日)

 トンボは学生服の自社ブランドやラインセンスブランドで、ニーズをダイレクトに反映させる打ち出しを強めている。また、制服ブラッシュアップとして学校の伝統的な制服を、デザインを大きく変えずにスリム化するなど機能性や見栄えの観点からサポート。学校や保護者の要望に合わせた商品開発に取り組む。

 スコットランドのロキャロン社のタータンチェック柄を取り入れた「バーシティメイト」では、教員や学校関係者にカタログで新作を提案し、要望を聞き取ってセミオーダーに近い形で反映させ、販促する。校風や環境、課題に合わせて柔軟なデザイン調整に力を入れ、採用は堅調に増えている。

 ファッションデザイナーの松倉久美氏とのコラボ企画「ジャストスクール」も訴求。デザイナー自身が制服の見せ方について学校と綿密に打ち合わせすることで「自社ブランドとライセンスブランドの間のような、両方のメリットを兼ね備える動き」ができている。

 女子中高生から人気が高いブランド「イーストボーイ」の制服は、トラディショナルな世界観が評価され、学校側から生徒募集の観点で高い効果を期待されている。入学者数が前年に比べ増えた学校もある。

 制服ブラッシュアップの取り組みでは、女子学生向けの制服でプリンセスラインを微調整し奇麗な立体感を演出したことにより、来入学商戦での採用を獲得している。