明石SUC・スクールスポーツ/「デサント」1900校採用/自社ブランドも強化

2019年12月02日 (月曜日)

 明石スクールユニフォームカンパニー(明石SUC)のスクールスポーツ部は、学販スポーツで展開する「デサント」ブランドと独自ブランド「アスリッシュ」の販促を強める。「デサント」は来入学商戦で累計の獲得校数が1900校となる見通しで、堅調さを維持する。

 生徒数が減少しているものの、来入学商戦ではデサントで新規採用校を100校前後獲得するなど、採用校数ではほぼ計画通り推移している。斜めにファスナーが付いたスラントファスナー仕様のウエアなどデザイン性や機能性が評価されている。

 2020年東京五輪・パラリンピックに向けて累計2020校の採用を目指しており、2004年の投入から15年が経過する中で「ブランドの認知度向上に向けた仕掛けを検討する」。

 一方、新たな収益の柱とするため、来入学商戦から独自ブランドの「アスリッシュ」の販売を本格化した。学校側から機能性や学年色のラインアップ追加などのニーズを抽出しており、これからの展開に反映させる。

 前田健太郎スクールスポーツ部長は「ブランドとして確固たる地位が確立されたデサントと、新たに打ち出したアスリッシュを引き続き訴求する」と話す。