繊維ニュース

AOKI「オリヒカ」/ちょうど良いスタイル提案/二つのストレッチ素材活用

2019年12月11日 (水曜日)

 AOKIが展開する「オリヒカ」は、オフィススタイルの変化に対応した商品を提案する。20春夏は経編み使いを増やし、堅過ぎず、緩すぎない“ちょうど良い”スタイルを打ち出す。素材ではPTT(ポリトリメチレン・テレフタレート)繊維「ソロテックス」のほか、東レのストレッチ素材「プライムフレックス」を活用する。

 大手金融機関でも部署によっては軽装化が認められるなど、近年のビジネス服は大きく変わっている。オリヒカではこうした変化を捉え、ドレスアイテムはドレスダウンへ、カジュアルはドレスアップにつながるスタイリングを提唱し、その中でもトリコット素材を用いたセットアップを強化する。

 セットアップのジャケットにはプライムフレックスを用いる。同素材は適度なハリやコシなどを持ちながら、しなやかな伸縮性を兼ね備えているのが特徴だ。今回は「生地に凹凸感を付与してマットな表情を持つ商品に仕上げるためにプライムフレックスを使用した」と説明する。

 帝人フロンティアのソロテックスはビジネススーツ素材に採用している。これまでは横の伸度が8~10%だったが、20春夏商品は15%まで進化させ、着用時の快適性を一層高めた。ソロテックスを緯糸に使用したネクタイではこれまでの防水性と撥水(はっすい)性に加えて、家庭洗濯(ノーアイロン)も可能にしている。

 シャツ(ビズポロ)では、経編み地を使った長袖シャツのバリエーションを広げる。ストライプやオックスライクな商品をラインアップする。ドレスシャツ縫製の工場で縫い上げるため、「タイドアップしても様になる」という。