繊維ニュース

帝人フロンティア/睡眠の質を改善する機能性寝具/ファーストキャビンと協同開発

2019年12月23日 (月曜日)

 帝人フロンティアはファーストキャビン(東京都千代田区)と共同で、寝具から発生するホコリを低減させることで睡眠の質を改善する機能性寝具(写真)を開発した。

 両社は2018年から“睡眠環境の改善”を目的に機能性寝具の共同開発に取り組み、このほど掛け布団、敷布団、枕や専用のシーツ、カバーを開発した。中わたにポリエステル長繊維を使用することで細かい粉塵(じん)の発生を抑制。布団内部のホコリを放出しにくくダニや花粉の侵入を防ぐため、側地にポリエステル高密度織物を採用した。

 一般的な布団に比べ、寝具から発生するホコリの量を約80%削減したとしており、これにより睡眠時の中途覚醒の減少で睡眠の質向上が期待できる。

 ファーストキャビンは、飛行機のファーストクラスをイメージしたキャビンスタイルのホテルを全国展開しており、2020年3月からこの機能性寝具をファーストキャビン御堂筋難波の全室に採用すると言う。

 今後はファーストキャビンの他施設へも広げていくとともに、睡眠環境改善を目指した製品、ウエアラブル端末を使用するサービスなどで共同開発を進めていく。