テンタック「グリーンナノCO2オフ」/CO2削減のプラ製品提案/エコ商材として幅広く展開
2020年01月22日 (水曜日)
副資材製造卸のテンタック(東京都新宿区)は2020年、プラスチックを焼却処分する際にCO2(二酸化炭素)の排出を大幅に抑制する技術「グリーンナノ」を使った製品の提案を強める。ハンガーやフックなどの服飾副資材に加え、レジ袋まで取り扱う製品の領域を広げている。このほど販売を始めたごみ袋も幅広い用途を訴求し、多様な業種に向けて提案する。
グリーンナノは、従来のプラスチック製品の原料に、炭化促進剤をリン脂質の膜で包んだナノベシクルカプセルを含むペレットを少量加える製法をいう。焼却時に炭素が灰に閉じ込められるため、大気中に放出されるCO2を減らせる。炭化促進剤などを膜で包むことで、プラスチックの強度の低下や白濁の原因となる添加物同士の凝集を防止する。原料全体に対し、ペレットの混入率は3%程度で効果を発揮する。
グリーンナノは、東京理科大学発のベンチャー、アクテイブ(千葉県野田市)が開発した。テンタックは、アクテイブとアパレル関連の副資材や包装資材の製造・販売を独占的に扱う契約を結んだ。既に、大手のGMSやSPAに販売している。また、衣料製品の原料としてペレットの販売も手掛ける。
環境問題への意識の高まりから、生分解性プラスチックの活用が叫ばれる中、テンタックはCO2削減を切り口にした「グリーンナノCO2オフ」を環境配慮型のプラスチック製品として普及させる考え。プラスチックの品質を維持しながら、低コストでエコ製品を生むメリットを打ち出す。
レジ袋やごみ袋も販売し、アパレル以外の業種からの需要も狙う。2月12日から幕張メッセで開催される商談展示会「スーパーマーケット・トレードショー」に出展し、幅広い分野で顧客開拓を目指す。




