東レACS/世界中のボディーデータ活用/服作りの支援ツールに

2020年01月27日 (月曜日)

 東レACSは1月中にも、米国・アルバノン社が運用する衣服設計用ボディーのデータベースを活用したサービスを開始する。同社のウェブサイトからダウンロードしたボディーを、東レACSの3D着装シミュレーションで利用できる契約を結んだ。アルバノン社が世界各地から収集したボディーデータを使用する機会を広げることで、国内アパレルの海外へ向けた服作りを支援する。

 アルバノン社は、マネキンボディーを製造・販売するほか、アパレルブランド向けにフィッティングやサイジングなどに関するコンサルティングも手掛ける。

 同社のデータベース「アルバノン・ボディー・プラットフォーム」には、世界中の衣料生産の現場から集めたボディーデータが蓄積されている。世界各地で異なる人の体形を網羅しているため、グローバル展開するアパレルブランドの服作りを支援するツールになる。データは、地域別に加えサイズや色などで細かく分類されている。米国向けだけでも20種類近くのボディーデータがそろう。

 東レACSは、アルバノン社のデータベースからダウンロードしたボディーデータを、自社のパターンメーキングソフト「パターンマジックⅡ」に対応できるようにした。ダウンロードするには、ユーザー自身がアルバノン社のデータベースと契約する。ダウンロードしたデータはパターンマジックⅡに取り込み、着装シミュレーションに使用する。

 国内にいながらでも世界各地に向けた服作りができる利便性を訴求し、国内アパレルの活用を促す考え。