繊維ニュース

レンチング/塩素使わない漂白新技術/「テンセル」モダールで

2020年02月14日 (金曜日)

 オーストリア・レンチングはこのほど、「テンセル」モダールの生産性を向上させる、エコピュアテクノロジーを導入すると発表した。同技術によるテンセルモダールは塩素を使わずに漂白するもので、従来の方法に比べて、より柔らかくなる傾向があり、インナーやルームウエア、寝具などに向くとしている。

 同テクノロジーは製品やサービスのライフサイクル全体において高い環境基準を満たすものに付与される「欧州連合エコラベル」のガイダンスを守っており、環境的に責任ある生産プロセスを採用する。原料となる木材は中欧、東欧の持続可能に適切管理された森林のブナを使用。繊維生産はオーストリアで行う。

 さらに専用の識別技術によりテキスタイル製造の全段階で、エコファイバーの識別が可能とする。

 グローバルビジネスマネジメント部テキスタイル担当バイス・プレジデントのフロリアン・ホイブラントナー氏は「当社のDNAであるサステイナビリティー(持続可能性)の精神に基づき、今後も顧客の意見を取り入れながらニーズに沿った高品質な繊維を開発・生産し続ける。そして、業界のサステイナビリティーと快適な肌触りでより高水準、高品質な繊維を生産し続けることが、2010年の目標であり中核のジネス戦略の一つ」と語る。