繊維ニュース

旭化成アドバンス/環境配慮型素材で総合展/3部門と海外品をPR

2020年03月30日 (月曜日)

 旭化成アドバンスは2020年度、環境配慮型の素材を統合した新ブランド「エコセンサー」の販促を最重要課題に位置付けている。6月2日から4日まで東京・神宮前のソーカルリンクギャラリーで初の総合展「エコセンサー総合展」をスポーツ、アウター、インナーの3部門合同で開催し、開発してきた戦略素材群を売り込んでいく。

 同社は昨年のドイツのパフォーマンス・デイズでエコセンサーを披露している。同展では環境に配慮した素材の24品番が表彰され、同社のダウンウエア向け織物がその中の1品番に選ばれている。

 「ベンベルグ」や再生スパンデックス「ロイカEF」、同ナイロン、同ポリエステル、オーガニックコットンといったエコ素材100%で商品化した織・編み物をブルーサインやエコテックス認証を取得する国内外の染工場で加工した素材をエコセンサーとして規定する。

 スポーツでは再生ナイロンや同ポリエステルによる軽量極薄「インパクト」、透湿防水「ソファンデ」、吸汗清涼「モイステックス」を、アウターではベンベルグ、ロイカEFによるハイテンションを、インナーではベンベルグやロイカEFをそれぞれラインアップする。

 このほか、タイの外注工場で生産するオーガニックコットンによる商品群、中国で生産するダウンウエア用軽量織物も出展し、エコセンサーブランドの普及・浸透に取り組んでいく。

 当初、エコセンサートータルで20年度は1億円の販売を計画していた。スポーツやアウトドアを中心とする引き合いが順調なため一時は2億円に上方修正しかけたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響で現在は商談が停滞しているため、先行きは不透明との認識を示す。