新型コロナ関連情報

2020年04月10日 (金曜日)

〈379店舗臨時休業/青山商事〉

 青山商事は、政府が発令した緊急事態宣言を受け、対象地域の7都府県で運営する店舗を臨時休業する。「洋服の青山」「ザ・スーツカンパニー」などが対象で、入居する商業施設が営業する場合などの一部店舗を除いた379店舗。休業期間は当面の間としている。

 内訳は洋服の青山が327店舗、ザ・スーツカンパニー(アウトレット店含む)が33店舗、「ホワイト ザ・スーツカンパニー」が6店舗、「ユニバーサルランゲージ」(同)が8店舗、「ユニバーサルランゲージ メジャーズ」が5店舗。政府や自治体からの要請に応じて休業店舗や期間は変更する。

 対象地域の従業員についても当面の間、一部の業務を除き可能な限り在宅勤務を実施する。

〈完全在宅勤務に移行 新たに手当も支給/メルカリ〉

 フリマアプリ大手のメルカリは8日、政府の緊急事態宣言を受け、東京・大阪・福岡の各拠点を「原則オフィスを閉鎖する完全在宅勤務体制へ移行する」と発表した。さらに自宅での勤務環境構築やオンライン・コミュニケーションのため、6万円(半年分)の在宅勤務手当を支給する。

 同社の山田進太郎CEOがウェブサイト上で発表した。既に2月19日から従業員の安全確保および社内外への感染被害防止のため、在宅勤務や会議のオンライン化、出張・会食禁止などの措置を取っている。

 メルカリの米国法人では、ロックダウン(都市封鎖)の中で完全在宅勤務を実施。サービスレベルを維持できていると言う。山田CEOは「暮らしに必要なものや自宅での生活を少しでも豊かにするものを必要な方に届ける。少しでもメルカリグループとして社会に貢献したい」とコメントしている。

〈7都府県を在宅勤務に/旭化成グループ〉

 旭化成グループは7日に発令された政府による緊急事態宣言を受けて、8日から宣言で指定された7都府県の事業所に勤務する従業員を5月6日まで原則、在宅勤務とした。

 3月30日から本社地区(東京)で在宅勤務を実施していたが、宣言を踏まえ対象、期間を拡大することにした。7都府県の工場では通常通りの操業を続ける。

〈テレワーク期間延長/三井化学〉

 三井化学は、政府の緊急事態宣言を受け、既に実施中の本社汐留地区在勤者のテレワーク期間を5月6日まで延長する。対象の7都府県に所在する事業所(支店、工場、研究所)は、交代勤務職場を除き、テレワークを活用して出社人数を極力抑える。国内関係会社も同様の措置を取る。

 国内外出張禁止や業務関連の懇親会・会食の禁止などの対策も継続する。

〈5月6日まで在宅勤務に/東洋紡〉

 東洋紡は新型コロナウイルスの感染リスクの低減、感染拡大の防止等を目的に在宅勤務を実施する。本社、東京支社、九州営業所の全ての従業員、自治体から外出自粛要請があった拠点を在宅勤務とするほか、不要不急の外出を控え多数が集まる場所や催しに行くことを自粛させる。期間は9日から5月6日まで。

〈原則全社員在宅勤務に/ヤギ〉

 ヤギは新型コロナウイルス感染拡大に伴って緊急事態宣言が発令されたことを受けて、13日から原則全社員を在宅勤務とする。

 事業継続を通じて社会的責任を果たすため、出社が必要な業務に限り、感染防止対策を十分に講じた上で、最小限の人員は出社する。対象は本社、支店、営業所、駐在所。

〈6月の「インテリア ライフスタイル」中止/メッセフランクフルト ジャパン〉

 メッセフランクフルト ジャパンは、6月に開くインテリア・デザインの国際見本市「インテリア ライフスタイル」の中止を決めた。政府の緊急事態宣言を受け、出展者や来場者だけでなく全イベント関係者の安全を最優先するため。ちょうど第30回の節目の回だった。

 10月28~30日の「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」は、予定通り東京ビッグサイトで開催する予定。

〈札幌展を中止に/ジーベック〉

 ワークウエア製造卸のジーベック(広島県福山市)は、5月14、15日に予定していた札幌での20秋冬新商品の展示会を中止する。

〈3号店開店延期/三陽商会「エコアルフ」〉

 三陽商会はスペイン発のサステイナブル(持続可能な)ファッションブランド「エコアルフ」の国内3号店となる「エコアルフ二子玉川」を23日、玉川高島屋S・C南館1階(東京都世田谷区)にオープンする予定だったが、延期する。緊急事態宣言発令を受けたもの。

〈表参道旗艦店開店延期/ルック「イル ビゾンテ」〉

 ルックのバッグブランド「イル ビゾンテ」は15日に表参道の旗艦店(東京都渋谷区)をリニューアルオープンする予定だったが、緊急事態宣言を受け、延期する。