妙中パイル織物/資材分野の新用途開拓/一貫生産体制強みに

2020年04月10日 (金曜日)

 和歌山県高野口産地のパイル生地製造、妙中パイル織物(和歌山県橋本市)は織から染色加工までの一貫生産体制を強みに資材分野の新用途開拓に取り組む。妙中清剛社長は「天然繊維も合繊も紡績糸もフィラメント糸も扱える。まだこれからの用途があるはずで、ニーズがあれば応えられる」と話す。

 このニーズを探すため、2年に1度ドイツで開かれる産業用繊維・不織布の国際見本市「テクテキスタイル」にも連続して出展。妙中社長は「多くの案件にトライして、一つか二つでも売れるものができれば」と期待する。

 同社の今期(2020年7月期)業績はこれまでのところ前年並みで推移。化粧パフ地は従来からの合繊パフ地に加え、綿パフ地の生産も昨秋からスタートし、新しい客先にも販売が広がっている。今のところ順調な受注状況だが、今後はインバウンド消費減少の影響も懸念されると言う。

 一方で液晶パネル向けラビングクロスは主力販売先が台湾ということもあり、新型コロナの影響もあまりなく堅調に推移している。