アイソレーションガウンを400万枚供給/ユニチカトレーディング
2020年05月11日 (月曜日)
ユニチカトレーディングは医療現場で不足しているアイソレージョンガウン(使い捨ての簡易予防衣)を緊急生産するため、防護服専門メーカーのエイブル山内(横浜市)との連携を通じ国内外の縫製工場で生産体制を確立した。4月から生産を開始し、9月までに約400万着を関係省庁に供給する。
ユニチカグループは国内でスパンボンド「エルベス」、スパンレース「コットエース」などの不織布を製造しており、エイブル山内と共同開発を進めてきた結果、優れた感染防止素材を安定的に供給することが可能になったという。医療崩壊を防ぐため、アイソレーションガウンが少しでも早く医療従事者へ届くよう、協力各社との取り組みに力を入れていく。