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明石SUC/コロナ禍でもMC校獲得へ/コラボや防災の取り組みで

2020年05月14日 (木曜日)

 明石スクールユニフォームカンパニー(明石SUC)は来入学商戦、他社とのコラボレーション商品や防災に関する取り組みによって、MC校の獲得や店頭販売の拡大につなげる。

 今入学商戦は、公立を中心に少子化の影響を受けながらも過去最多のMCを獲得。アイドルグループAKB48の衣装制作などを手掛けるオサレカンパニー(東京都千代田区)とのコラボレーションブランド「O.C.S.D.」なども堅調に採用を得た。同社のネットを活用した発信などもMCの獲得に貢献した。

 防災教育の「明石SUCセーフティプロジェクト(ASP)」は、「4年目に入り軌道に乗っている」(柴田快三常務営業本部長)。防災意識の高まりで新型コロナウイルスの影響もなく販売が堅調に推移。小学校、中高向けの教材やヘルメットで実績を上げた。

 同分野では今後、小学校高学年、中学校向けにSDGs(持続可能な開発目標)を学習できるすごろくや、飲料水を確保できる防災のリュックなど新商品を開発する。こうしたコラボや防災関係など新分野の開拓を生かし、新規獲得につなげる。

 新型コロナのこれまでの対応については、採寸などで分散式を取るなど「政府が示す“新しい生活様式”に沿う対応を進めることができた」。

 一方、新規の訪問が難しくなり、来入学商戦では既存案件の延期も想定されるが、営業活動や学校との関係作りなど地道な努力を続ける。

 2020年5月期の見通しは4月初旬までは堅調に推移していたが、体育着や水着など夏物の納入に遅れが出ているため、期初の予想より厳しくなるとみている。