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旭化成「ロイカ」/再生スパンデックス前面に/日本・タイでも生産

2020年06月24日 (水曜日)

 旭化成はスパンデックス「ロイカ」で、2020年度はGRS(グローバル・リサイクル・スタンダード)認証を取得する再生スパンデックス「ロイカEF」の拡販を計画する。現在、ドイツ工場(旭化成スパンデックスヨーロッパ)で生産しており、20年度は日本やタイでの生産拡大にも意欲を示している。

 旭化成はこの2~3年、プルミエール・ヴィジョンやアンテルフィリエール、イスポといった海外展でロイカEFを「エコ・スマート」ブランドで大々的に打ち出し、ロイカEFで開発した商材の企画提案に取り組んできた。

 サステイナブル(持続可能な)に対する意識の高いEUユーザーからはGRS認証を取得していることが好感をもって受け入れられているといい、デニムやアウター、インナー向けの商流が年々、拡大してきたという。

 日本では2年前からロイカEFの売り込みを開始しており、アウトドアやヨガウエアといったアイテムで主素材を再生ポリエステルや再生ナイロンで企画するアパレルがスパンデックスをロイカEFで商品化するケースが増えているという。

 旭化成は台湾(台塑旭弾性繊維股フン)でユーザーから残糸を回収しドイツでロイカEFにリサイクルする取り組みを既に立ち上げており、近々、日本でも着手する。ロイカEFを日本、タイで量産することも検討し始めた。