ユニチカトレーディング/温度上昇を抑制する人工芝/顔料で赤外線反射

2020年07月31日 (金曜日)

 ユニチカトレーディングの産業資材営業部は、温度上昇を抑制する景観用人工芝を備蓄販売する。同社は40年以上人工芝を販売し、ショートパイルのスポーツ用や景観用の人工芝を幅広く扱うが、今後国内でも温度上昇抑制タイプのニーズが高まると見込んでこのほどラインアップに加えた。

 温度上昇抑制タイプは豪州製。パイルのポリエチレンに赤外線を反射する顔料を練り込むことで、熱の蓄積と放射熱を低減する。一般的な人工芝に比べて10%以上温度上昇を低減する。パイル量を増量したハイグレードを含めて2タイプをそろえる。保育園や幼稚園の園庭への浸透を図る。打ち水効果を兼ねた水遊び感覚のリング状散水装置も併せて提案する。

 インテックス大阪(大阪市住之江区)で31日まで開催している猛暑対策展に出展してアピールしている。同展では、国内ではあまりないパイル長が60ミリの中国製人工芝も提案する。