大和紡績/「紡ぐ」の意味を突き詰める/新ロゴマーク制定

2020年08月26日 (水曜日)

 ダイワボウホールディングスの繊維事業会社である大和紡績はこのほど、新しいロゴマークを制定した。4月1日から五つの子会社を統合して繊維事業の中核事業会社として再出発したことに加え、2021年4月1日には「大和紡績」の商号使用開始から80周年を迎える。これを機に原点に立ち返る未来志向の新ロゴマークを策定した。

 新ロゴマークは創業以来の「お客さま本位の精神と新しいことに積極的に取り組む経営姿勢」をコンセプトに作成した。色は「洗練」と「寛容」を象徴する深みのある紫を採用。英文社名の頭文字である「D」をモチーフにした五つのパーツを回転するように配置し、繊維を通じて価値創造を世界に広げるための新たな推進力や同社が進むべき方向性を象徴させた。

 タグライン「ツムグにひとミライ」には祖業である紡績の言葉「紡ぐ」を盛り込んだ。「紡ぐ」には「縁を紡ぐ」「言葉を紡ぐ」など「たくさんのモノの中から選び、つないで新たなカタチにする」という意味があるとする。新たなスタートを迎え、今一度「紡ぐ」の意味を突き詰め、「お客さま本位でモノ作りに挑戦するという想い」を込めた。