ファッションマスクや子供用マスク登場/クラボウ「クレンゼ」で

2020年09月29日 (火曜日)

 クラボウは抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術「クレンゼ」を使ったマスクの新アイテムとしてファッション性を高めた女性用「クレンゼコフレマスク」と子供用「クレンゼドライマスク」を開発した。29日から自社ネット通販サイトで販売を開始する。

 新たに開発したクレンゼコフレマスクは「コスメティック商品が詰まったコフレのような特別感のあるマスク」がコンセプト。表地にデザイン性のあるレース素材を用いた。レース素材にもクレンゼ加工を施している。価格は1枚1500円(税込み・送料込み)。

 子供用のクレンゼドライマスクは特殊糸と速乾加工を組み合わせることでマスクの中の蒸れを軽減しドライ感を維持する。夏だけでなく冬場の暖房が効いた室内での着用でも効果を発揮する。価格は3枚セット2970円、6枚セット5700円(いずれも税込み・送料込み)。

 同社は5月からクレンゼを活用した布マスク「クレンゼマスク(布タイプ)」を販売しており、これまでも夏用の「クレンゼドライマスク」や「縫い目のないマスク」を追加するなどラインアップを拡充してきた。引き続きクレンゼの活用による安心・安全のための製品開発・販売に取り組む。

〈大ヒットマスクに秋カラー/パレ・フタバ〉

 複合レジャー運営のパレ・フタバ(大阪府吹田市)は婦人パンツを製造する繊維製品事業部(広島県福山市)で、累計販売枚数180万枚を誇る「洗える超伸縮フィットマスク」で秋カラーの販売を始めた。自社通販サイトや大手電子商取引(EC)サイトで取り扱っている。

 会員制交流サイト(SNS)で一部のヘビーユーザーから「一番着けやすい」と人気がある初代通年用「ふわピタ」タイプから、ライトベージュやミドルグレー、キャメルなど6色を投入。ファッションブランドとして「コーディネートを楽しめる」マスクを提案してきたが、企画の幅を広げる。

 これまではフリーサイズのみだったが、S、M、Lの3サイズを投入する。

 同商品は、トリコット素材の伸縮性、耳が痛くなりにくい仕様、呼吸がしやすい口元の空間設計などで評価されている。半年の販売枚数が180万枚と大ヒットしており、これまでクールタイプやドライタイプなど多様な種類を手掛けてきた。

 価格は2枚組千円。