飛沫防止用の不燃・透明シート発売/ユニチカトレーディング

2020年11月18日 (水曜日)

 ユニチカトレーディングはこのほど不燃透明シート「Uクリアーシート」で商品化した飛沫(ひまつ)防止パーテーション「ホノガード」シリーズ(写真)の販売を開始した。

 Uクリアーシートはユニチカが開発した特殊樹脂と極薄ガラスクロスによる透明なシートで、建築基準法や同法施工例の不燃材料規定に適合する認定商品群。既に屋内施設や防炎垂れ幕、間仕切りなどに幅広く使われている。

 新型コロナウイルス禍に伴い店舗やオフィスでアクリル板や塩ビシートの間仕切りを設置する企業が増える一方、火災時の被害拡大に関する問題点を指摘する声も聞かれるという。

 飛沫防止対策と安全対策を両立させるため、ユニチカトレ―ディングはUクリアーシートでホノガードシリーズを開発。公共施設や交通施設、学校、病院、展示場、企業オフィス、宿泊施設、飲食店などへの売り込みに着手した。

 シートとアルミフレームを組み合わせたもので、軽くて割れにくいのが特徴。ガラス繊維が炎の貫通を遮るため、火災時の被害軽減にもつながる。

 サイズは幅300~2千ミリ、高さ300~千ミリで50ミリ単位で調節ができる。販売単位は10枚入り/1ケース。価格は4千円(300×300ミリ)~3万3千円(2千×千ミリ)。