繊維ニュース

東洋紡ユニプロダクツ/サステ+機能性/吸湿発熱有機綿など提案

2020年11月20日 (金曜日)

 東洋紡ユニプロダクツのライフスタイル事業部寝装グループは、寝装用途で綿を改質して吸湿発熱、消臭機能を持たせたオーガニックコットン使いの生地を提案する。サステイナブルプラス機能性を高めた素材で差別化する。

 消臭機能を持つオーガニックコットンは、セルロースの分子構造を改質し、汗臭の元となるアンモニア、酢酸、イソ吉草酸などを軽減する。汗や尿などのアルカリ成分や酸性成分などを中和するpHコントロール機能もある。

 吸湿発熱有機綿は、通常の綿と比べて約1・5倍の吸湿性があり、プラス0・5℃の発熱性がある。

 バイオーダーの生地売りが基本だが、製品対応も行う。再生ポリエステル素材も提案し、サステイナブル素材使いのラインアップを充実する。

 2021年3月期は、新型コロナウイルス禍の影響で、上半期が前年同期を大きく下回ったが、下半期は前年を上回るペースで推移する。通期では前期実績を下回る見込みだが、業績は回復傾向にある。

 素材は従来の機能に、抗菌などの清潔をキーワードとした機能をプラスした提案が支持を受けた。抗ウイルス後加工「ナノバリアー」のポリエステル丸編み地使いも2社に採用されたという。銀イオンで除菌性能を持たせたアクリル繊維「アグリーザ」の浸透も図っている。