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製造販売承認を取得 インフル用試薬で/東洋紡

2020年12月25日 (金曜日)

 東洋紡の全自動遺伝子解析装置「ジーンキューブ」専用のインフルエンザウイルス遺伝子検査試薬「ジーンキューブFluA/B」が21日付で厚生労働省より製造販売承認を取得した。12月下旬から医療機関、検査施設向けの販売を開始する。

 新型コロナウイルス感染症とインフルエンザは特徴的な臨床症状がない場合、両者を識別することが困難なため、感染症の診断を補助する検査の重要性が高まっている。

 このほど承認を取得したのは、A型及びB型インフルエンザを検出する試薬。同試薬と新型コロナウイルスを検出する試薬「ジーンキューブHQ SARS―CoV―2」を使用すれば、一回の検体採取後、最短約35分で両ウイルスを検出できる。 同試薬の価格は4万8千円。

 東洋紡はジーンキューブや検査試薬の普及で医療現場の遺伝子検査体制充実を支援するとともに、感染症の拡大防止、医療従事者の負担軽減に貢献したいとしている。