明石SUC/小学生服が増収基調/富士ヨットブランド堅調

2021年01月21日 (木曜日)

 明石スクールユニフォームカンパニー(明石SUC)は小学生服で、主力ブランド「富士ヨット小学生服」や、人形玩具「リカちゃん」をモチーフとする「リカ富士ヨット」ブランドの販売が堅調だ。ニットや抗菌・抗ウイルスの企画も奏功し、来入学商戦に向けた部門売上高は増収基調にある。

 スクール第一販売部の江藤貴博部長によると、「富士ヨット小学生服」は、ブランド認知度やサイズ調整をはじめとした機能性などで安定した引き合いがある。昨年4月の緊急事態宣言の反動で、秋口からの買い替え需要の増加も好影響している。

 併せて、今年度はワンランク上の「THD(テ・アッシュ・デ・ラ・メゾン)」を、「リカ富士ヨット」に刷新。中学生向け「THD」は2018年から「リカ富士ヨット」に変更したが、小学生服でも同様に拡販を進める。

 ニットシャツ「ラクポロ」やニットの給食着の販売も堅調に推移。ニット特有のイージーケア性に加え、多機能型触媒を使用した「ティオティオプレミアム」加工による抗菌、抗ウイルス機能が拡販に寄与している。