繊維ニュース

トンボ/小学生服の開発強化/ニットや抗ウイルスで

2021年01月25日 (月曜日)

 トンボは2021年入学商戦、小学生服でニットや抗ウイルス商品の販売を強化する。イージーケア性のほか、新型コロナウイルス禍による清潔・衛生のニーズを捉える。

 ニットの上衣では、トリコット生地使いの小学生服「アクティブニット」を打ち出す。詰め襟学生服にも使用するポリトリメチレン・テレフタレート(PTT)繊維「ソロテックス」の高いストレッチ性に加え、防汚加工、防シワ性、吸水速乾性を訴求。活発な子供が気兼ねなく着用できるように、耐久性も高めている。

 中高生に比べて小学生は服を汚しやすいため、新型コロナ禍以前から防汚や抗菌加工は重要な商品開発のポイントだった。こうした流れの中、シャツでも「汚れが落ちやすいスクールポロシャツ」を昨年に発売しており、同商品の販売は前年比20%増で推移している。

 同感染症の収束が見えない中、清潔・衛生のニーズは今後も高まるものとみて、ポケット袋に抗ウイルス生地を使用した製品や抗ウイルス表素材も開発している。

 来入学商戦に向けて、小学生服のモデルチェンジ校数は前年並みの見通し。昨年春の緊急事態宣言の反動で昨秋から買い替え需要が回復しており、足元の部門売上高も堅調に推移している。