繊維ニュース

帝人フロンティア/安全・快適な医療用ガウンを開発/東京医科歯科大と共同で

2021年03月08日 (月曜日)

 帝人フロンティアは東京医科歯科大学(東京都文京区)と快適で安全な医療用ガウンを共同開発する。

 同大学医学部付属病院(同)の医療従事者の声を反映させた試作品を企画・製作し、着用試験の評価を踏まえた改良を加え完成を目指す。

 新型コロナウイルス禍にあって、多くの医療機関において医療従事者の医療用ガウンを着用する機会、時間が大幅に増えたことから、安定調達とともにより快適で安全に着用できる医療用ガウンへのニーズが高まっている。

 既に帝人フロンティアは裏側にラミネート加工を施したナイロン不織布で試作品を製作している。必要な時に十分に対応できるよう国内で縫製する。

 素材が柔らかいため着心地がよく、AAMIレベル(バリア性能を示す世界的基準)2以上のバリア性能を発揮▽袖がめくれ上がらないように親指を袖に通すフック穴を追加し肌露出による感染リスクを低減▽素早く脱衣できるよう簡単に引きちぎれる首ひもを使用――などが特徴。

 試作品5千着による着用試験を2月15日から12日までの期間に同大学医学部付属病院で実施し、着脱性、動きやすさ、蒸れ感などをアンケート形式で調査する。

 試験終了後に医療機関への販売を開始。今後も医療従事者の意見を取り入れ、安全性、快適性を追求した医療用ガウンの開発・生産に継続して取り組む。