青木被服/丸五とコラボし足袋型パンプス/銀糸使いのデニムで高級感/ユニチカトレーディング/21年度下半期で減収に歯止め

2021年03月11日 (木曜日)

 縫製の青木被服(岡山県井原市)は9日、履物製造卸で足袋の老舗メーカーでもある丸五(同倉敷市)とコラボレーションし、デニムブランド「青木被服」でレディース用足袋型パンプスの販売を開始した。プラチナブルー、シルバー、ホワイトパイソンの3色で価格は1万9800円(税込み)。

 足袋型パンプスは、軽くて柔らかいソールによって地面をつかむ感覚が得られ、裸足のような履き心地を実現。包み込むようなホールド感と足指がゆったり広げられ、足元も奇麗に見せてくれる効果もある。コラボレーションした商品はシルバーリベットを打ち込み、高級感があり洗練されたスタイルを追求した。

 緯糸に銀糸を使い、角度によって光に反射する艶のある美しいデニムで、上品な光沢感も備え、高級感を出した。表面の輝きが強いシルバー色と、裏面のさりげなく光るプラチナブルー色の双方で商品化した。

 ホワイトパイソンは白と黒が混ざり合うコントラストが美しいジャカード織りの素材で、モード感あふれる印象的なデザインに仕上げた。

 内側の素材にクラボウの抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術の「クレンゼ」を採用し、細菌の増殖を抑制する効果もある。

 ブラックレザーを使用したものも2万4200円(同)で投入。いずれも自社のオンラインストアで販売している。