繊維ニュース

ユニチカトレーディング「キャストロン」/仏アルケマとリサイクル/繊維・フィルム・樹脂で

2021年03月17日 (水曜日)

 ユニチカトレーディングはカーボンニュートラル素材のナイロン11「キャストロン」で、フランスのアルケマグループとの包括的なリサイクルにおける取り組みを3月からスタートさせた。

 キャストロンはヒマ(唐胡麻)の種子から抽出されるヒマシ油を原料に生産される植物由来のバイオマス素材。ナイロン6に比べ軽量で耐摩耗性、寸法安定性などに優れていることを特徴とする。

 ユニチカは2007年から原料供給元であるアルケマとの取り組みに着手し、ナイロン11繊維の開発を進めてきた。

 今回、この取り組みを進化させ、国内でその使用済み製品(繊維、フィルム、樹脂)をリサイクルし再生使用が可能となる包括的なリサイクルでの取り組みをスタートさせた。取り組みを通じ、サステイナブルな社会実現への貢献を目指す。

 原糸、生地の生産ロス品、アパレルとの連携で回収した使用済み製品をマテリアルリサイクルで新たな繊維製品に再生する。この素材は米国農務省からバイオベースドプロダクトの認証を取得している。

 繊維だけでなく新たにナイロン11のフィルムを展開し、生産ロス品、使用済み製品を繊維・フィルム・樹脂のバイオマス再生原料として使用する。樹脂製品でも同様のリサイクルを実施する。