「ジャパン・パビリオン」に20社/今日から「インターテキスタイル上海」

2021年03月17日 (水曜日)

 【上海支局】服地と副資材の国際展示会「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス2021春」が今日17日、開幕する。会期は19日まで。日系出展者が集まる「ジャパン・パビリオン」(日本ファッション・ウィーク推進機構〈JFW〉主催)には、新規5社を含む20社が出展する。新型コロナウイルス禍後に好調を維持するネット通販ブランドと、実店舗メインのブランドのネットシフトで高まる短納期・小ロットのニーズに対応する備蓄品や、日本の産地の高度な技術で生産した「産地物」などを、各出展者がアピールする。

 ジャパン・パビリオンの新規出展社は、ダイワボウレーヨン、興和、ティーンフォン、コゼット、鈴木晒整理。継続出展社はサンウェル、双日ファッション、瀧定名古屋、宇仁繊維、豊島、田村駒、モリリン、桑村繊維、植山織物、柴屋、ルシアン、卓Edge、アゼアス、アイリス、朝日ファスナー。

 JFWは今回、日本貿易振興機構(ジェトロ)の協力を得て、ジャパン・パビリオンに63社のバイヤーを招く。

 同展は10日開幕の予定だったが、1週間延期になった。1月に上海などで局地的に新型コロナの小規模な感染が見つかったことと、11日に閉幕した第13期全国人民代表大会第4回会議と会期が重なったことが影響したとみられる。