リーガルコーポレーション/「エコペット」でビジネスシューズ/帝人コードレ・山陽と共同開発

2021年03月31日 (水曜日)

 リーガルコーポレーションはリサイクル素材「エコペット」を使用した人工皮革によるビジネスシューズや「エコレザー」を使用するカジュアルシューズなどサステイナブルな視点で商品化したモデルを発売する。

 エコペットをベースに人工皮革を展開する帝人コードレ、創業100年を超えるタンナー・山陽(兵庫県姫路市)との共同開発を通じ、縫製が難しい、艶感が出ないといった課題をクリアし、より良い風合いを持たせた人工皮革を完成させた。

 この素材をアッパーとライニングに使用することでエコロジーでありながら本格的な風合いのビジネスシューズを商品化した。

 販売するのは、31YRAH(1万9800円〈税込み〉、ブラック、ワイン)、36YR AH(同左、1万9800円、ワイン、ブラック)の2タイプ。

 一方、製品の製造・輸送・販売・再利用までの一連のライフサイクルの中で、環境負荷を減らすことに配慮し環境面への影響が少ないと認められたエコレザーでローファー、サドルシューズ、ウイングチップ、プレーントゥの4タイプを商品化した。

 天然のミモザの抽出成分であるタンニンを利用した環境負荷が少ない鞣し方をはじめとして、きめ細かなキップレザーの質感を生かすためのアニリン仕上げなどさまざまな工夫を施した。価格は4タイプとも4万4000円(税込み)。