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迅速プール検査法を開発/東洋紡

2021年04月09日 (金曜日)

 東洋紡はプレシジョン・システム・サイエンス(PSS、千葉県松戸市)との共同でこのほど新型コロナウイルスに対する迅速プール検査法の開発・実用化に成功した。

 同検査法は唾液などの検体を複数混合して検査するもので、検査数を大幅に増やすことができるという。しかし、検体の前処理に人手や時間を要するほかプール検体で陽性を検出した場合の再検作業などにより、検体採取から結果報告までに約2日がかかっていた。

 今回、同社が販売する遺伝子解析装置「ジーンキューブ」にPSSの全自動核酸抽出装置「magLEAD12gC」を連携させ最適化したプログラムを開発することで、唾液検体に対して人の手をほとんど用いることなく検体到着から結果報告までを最短で約1時間に短縮する迅速プール検査を実現した。

 この検査法はチップ操作が不要なほか、設置幅が約1メートルと省スペースで1時間に120件程度を処理できる。