帝人フロンティア 機能性寝具/奈良市のホテルが採用/ほこり発生を80%低減

2021年04月14日 (水曜日)

 帝人フロンティアの機能性寝具が今日14日にオープンする「ホテル天平ならまち」(奈良市)の全44室に採用された。「ファーストキャビン御堂筋難波」(大阪市中央区)に続き2施設目での採用となった。

 この機能性寝具は掛けふとん、敷ふとん、枕やこれら専用のシーツ、カバーとして使われる。中わたにポリエステル長繊維を使用することで細かい粉塵(じん)が発生しにくく〝側〟(中わたを詰める前の半製品)地には高密度で緻密な構造のポリエステル織物を使用することで、ふとん内部のほこりを外部に放出しにくい設計とした。

 これらにより、一般的なふとんに比べ使用時に寝具から発生するほこりの量を約80%低減させることができ、睡眠時の中途覚醒が減少することで睡眠の質の向上が期待できる。