AFFの開催頻度上げる 現物+オンラインで/中紡広告展覧公司総経理 孫 暁明 氏

2021年04月20日 (火曜日)

 東京、大阪での開催を終えた「AFF(アジア・ファッション・フェア)サンプルゾーン」は現物とオンラインの融合展だった。主催者である中紡広告展覧公司の孫暁明総経理に今後を聞いた。

  ――AFFの今後のスケジュールは。

 6月15、16日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で「AFFサンプルゾーン6月東京」を開催し、同17~19日にはポートメッセなごや(名古屋市港区)で「AFFサンプルゾーン6月名古屋」を開催します。その後、8月には大阪、9月には再び東京での開催を予定しています。新型コロナウイルス禍が正常化するまではサンプルゾーンという名で、出展者を絞りながらオンラインと現物を融合する形で行います。

  ――現物とオンラインという手法の手応えは。

 「商品サンプル+アプリ」の形で、会場内に展示したサンプルとアプリに公開したサンプルとが完全に一致するようにしました。会期前にアプリを公開し、来場者が事前に出展者と出展品を見て、気に入ったものをピックアップし、会場で実物を確かめた上で、出展者とオンライン商談するという形式です。

 現段階ではリアル展に最も近い手法だと思います。東京展では2日間で千回以上の商談数があったようです。会期後でもアプリでサンプルを見ることや出展者と商談することができます。この新しい形式を一層PRし、商談効率を向上させます。

  ――中国の繊維業界の状況は。

 2020年の紡織品衣料品輸出総額は2912億ドルで9・6%増。うち対日輸出額は219億ドルで10・3%増でした。21年第1四半期は651億ドル、43・8%増と勢いを増しています。

  ――日本市場に期待することは。

 新型コロナは世界経済に大きな影響を与えました。日本市場も同様です。より早く日本の繊維市場が回復することを願っていますし、RCEP(地域的な包括的経済連携)の発効により中日繊維業界の協力関係がより深く、貿易規模が拡大することを願っています。