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菅公学生服とレクトラ/受注から裁断までを自動化/日本初の採用に

2021年05月19日 (水曜日)

 菅公学生服はレクトラ(フランス)の「レクトラ・ファッションオンデマンド」を導入した。受注から裁断までのオンデマンド生産を自動化するトータルデジタルソリューションで、日本での採用は初めて。

 菅公学生服は1万5千以上の学校に制服や体操服を納入している。学生服の生産は1~3月が繁忙期で、特に3月中旬から4月初旬の約2週間がピークとなる。多品種・小ロット、短納期生産が求められる中で、一番のネックになっているのが裁断工程。特にスラックスやスカートはチェック柄が多く、柄合わせの作業に時間とスキルを要していた。

 ファッションオンデマンドの導入で、迅速で正確な柄合わせ裁断や、効率的なカスタマイズ生産を確立する狙い。菅公学生服の尾﨑茂社長は「多品種・小ロット・短納期の要求は年を追うごとに高まっている。この技術の導入が、生産効率の飛躍的な向上と品質向上につながることを期待している」とした。

 レクトラ・ジャパンの田中昭彦代表取締役は、「生産工程のデジタル化により、菅公学生服がこれまで以上にきめ細かな顧客対応を実現していくお手伝いができることを楽しみにしている」とコメントした。