エップヤーン/CFで目標金額を早期達成/「頑丈な編み地」のTシャツ

2021年06月01日 (火曜日)

 撚糸業のエップヤーン(大阪府東大阪市)は、自社で開発した圧倒的に頑丈な編み地「モンスターオンス」を使ったTシャツを自社ブランドの「東大阪繊維研究所」を通じて市販化するプロジェクトをクラウドファンディング(CF)サイトのキャンプファイアで5月14日に開始、17日に目標金額募集を達成した。

 筒井利彦社長は「反響が大きく、早期に達成できた。製品の特性と提案する目的を消費者に伝えることの重要性を再認識した」と話す。

 モンスターオンスは13・5オンスと極厚の編み地。同社の撚糸技術によって、極端にねじれの少ない糸を用いることで型崩れしにくく、破裂強度、耐スナッグ性、防炎性、UVカットなど幅広い面での耐久性を持つ。

 CFサイトでは、ボーケン品質評価センターによる破裂強度、防炎性、紫外線遮蔽(しゃへい)性の品質試験報告書を提示しての強度証明のほか、焼けた木炭を押し当てる実験動画、編み立て、縫製などの工程などを消費者にも分かりやすく公開している。

 プロジェクトを通じて「自分たちにはない視点からの気付きを得る」(筒井社長)ことも目的にしており、当初、ユーザーとして予測していた男性以外に、女性や高齢者からも製品への要望が集まるなど手応えを得ていると言う。

 同社では、募集終了の25日までに、市販時に予定していたカラーバリエーションを前倒しで追加するなど、新鮮さを保ちながらプロジェクトを継続する。