ボーケン品質評価機構/専門教育事業を開始/SACトレーナー認定を取得
2021年06月08日 (火曜日)
検査機関のボーケン品質評価機構(ボーケン)はこのほど、加盟するサステナブル・アパレル連合(SAC)のトレーナー認定を取得した。7月から第三者に向けてSACのサステイナビリティー評価ツール「Higgインデックス」の運用に関する専門教育事業を開始する。
SACは2011年に米国で設立された非政府組織。アパレル、シューズメーカー、小売り、素材メーカー、業界団体、政府機関、NGOなど100以上の団体、企業が加盟し、各企業が生産活動の中で環境面や社会面で与えている負荷を軽減する取り組みを進めている。ボーケンは20年3月に検査業務などのサービスプロバイダーとして日本で初めてSACに加盟した。
SACは繊維のサプライチェーンを通じて環境負荷低減や社会的責任を果たすための評価ツール、Higgインデックスを運用している。Higgインデックスはサステイナビリティーに関して製品を評価する「Higgプロダクト・ツールズ」、生産設備や製造プロセスを評価する「Higgフファシリティー・エンバイロメンタル・モジュール」(HiggFEM)、ブランドや小売りを評価する「Higgブランド&リテール・ツール」がある。
このほどボーケンはHiggFEMの運用に関するトレーナー認定を日本で初めて取得した。これにより今後、企業活動にHiggFEMを導入する企業に対して運用支援や評価改善への助言など専門教育活動が可能になった。このため7月からHiggFEMに関する第三者への専門教育事業を7月から開始する。
現在、SACの要求事項を満たしてトレーナー認定を取得したスタッフは1人だけだが、今後はさらに人材教育を進め、トレーナー認定取得者の増員を図る。専門教育事業を新たな事業領域と位置付けて拡大を目指す。




