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トンボ・ヘルスケア本部/6月期は10%増収見通し/「ヨネックス」好調続く

2021年06月09日 (水曜日)

 トンボのヘルスケア本部の2021年6月期売上高は前期比10%増の23億円となりそうだ。引き続き「ヨネックス」ブランドを中心に、メディカル・介護ウエアの販売が堅調に推移している。新型コロナウイルス禍による面会制限で患者が私物の着替えを用意できないため、患者衣のセットレンタル需要なども寄与した。

 永瀬公雄執行役員ヘルスケア本部長によると、販売開始から3年目となるヨネックスブランドの今期販売は前期比40%増と堅調に推移している。引き続き商品構成を充実させたことで、病院向けスクラブが介護施設に採用されるなど「汎用性の高さで評価」されている。

 緊急事態宣言の延長などで営業活動は今も制限されている。病院や介護施設で新型コロナの集団感染が発生し、ユニフォームの更新が先送りになるケースもある一方、患者の急増を受けた緊急性の高い案件が入るケースもあると言う。

 面会制限で患者の家族が着替えを持ってくることができないことから、患者衣のセットレンタルの注文などが急増することも少なくないようだ。同部では以前から注文データの蓄積と分析で在庫精度を高めており、「ニーズに合わせてタイムリーな供給に対応」した。