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東洋紡ユニプロダクツ 機能ファブリック事業部/スポーツ・生地輸出を拡大/新たに「ジーナプレミアム」

2021年07月26日 (月曜日)

 東洋紡ユニプロダクツの機能ファブリック事業部はスポーツ素材や生地輸出を増やしトレンドに左右されにくい事業構造への転換に力を入れる。主力の婦人服地では、「全体のトレンドが奇麗めの方向に動いていることは間違いない」(小林雅文大阪ファブリック営業部長)とみており、ポリエステル婦人服地「ジーナ」や再生ポリエステル使いを打ち出し拡販を計画する。

 同事業部は婦人服地を主力に展開しており、2020年度は新型コロナウイルス禍の影響で30%強の減収を強いられた。

 かねてスポーツ素材や生地輸出を伸ばしトレンドに左右されにくい事業構造への転換を進めてきており、現状で10%前後を占める輸出を今後2~3年をかけて30%台に引き上げる。

 輸出では、「まずエコであることを求められる」といい、ペットボトル再生ポリエステルの短繊維版「エンドレス」、長繊維版「エンドレス+」で増強した商品ラインを打ち出しニーズに応える。

 スポーツではサイクリングウエアやフィッシングウエアの大手・中堅アパレルと企画段階から共同開発を進めており、これら突っ込んだ取り組みが少しずつ実りだしているという。

 主力の婦人服地では、減量率を下げてパウダー調の表面感を抑え目に設計した「ジーナプレミアム」を新たにラインアップ。22春夏から打ち出し、既存の「ジーナレジェンド」とともにサテン、シフォン、梨地などで拡販を計画する。

 エコ素材のバリエーション拡充も重視している。これまで30番手、40番手使いを主力に展開してきた「エンドレス+」にシャツやブラウスにも使える60番手、80番手をラインアップ。11月下旬にリアル展で開催を計画する東洋紡グループ総合展から販促活動をスタートさせる。