インドネシア/3カ月成長も大幅鈍化/6月 小売売上高指数

2021年09月02日 (木曜日)

 インドネシア中央銀行はこのほど、2021年6月の小売売上高指数が198・5となり、前年同月から2・5%上昇したと発表した。3カ月連続で成長したものの、前月の上げ幅14・7%から大幅に鈍化した。

 品目別の前年同月比は、7項目のうち4項目がプラス成長だった。「自動車燃料」は47・4%上昇と大きく伸長したが、上昇率は前月から6・1ポイント縮小。「部品・アクセサリー」「飲食品・たばこ」の上昇率もそれぞれ16・7ポイント、14・7ポイント鈍化した。

 都市別では調査対象10都市(中ジャワ州スマランには、同州プルウォクルトを含む)のうち、4都市で前年同月比がプラスだった。首都ジャカルタはマイナス29・7%。16カ月連続でマイナス成長だった。

 全体の指数は前月比で12・8%低下となり、前月のプラス3・2%から大幅に鈍化。4カ月ぶりにマイナス成長となった。中銀は、5月のイスラム教の断食明け大祭(レバラン)後に消費が縮小したことが大幅な鈍化に影響したと指摘した。

 7月の小売売上高指数は、前年同月比でマイナス6・2%に落ち込むと予測。一方、新型コロナウイルス対策の活動制限で食品などのオンライン購買が増えることから、前月比ではマイナス8・3%と下げ幅は縮小すると見通した。

[NNA]