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菅公学生服 スクールバッグ/ICT対応の手さげ型など投入/教育現場の変化捉えた企画を

2021年09月07日 (火曜日)

 菅公学生服は中高生向けスクールバッグで、ICT教育の進展を受けた校内移動用の手さげ型バッグなどを新たに投入している。教科書やタブレットを両方持ち運ぶためのもので、教育現場の変化を捉えた企画を強化する。

 政府の「脱ゆとり教育」などで教科書のボリュームが大幅に増え、教育現場では収納性が意識される。一方、ICT教育の進展でタブレットなどの収納を備えた商品のニーズが高まり、将来教科書が削減された場合にバッグのコンパクト化なども視野に入れる必要がある。

 最近では新たに、校内移動で教科書やタブレットを持ち運ぶための手さげ型バッグの引き合いも増加。内部を教科書とタブレット用に仕切っており、タブレット側は下部にクッションを配して機器の故障を防ぐ。

 スクールバッグ全体の売り上げに占める同商品の比率は小さいが、教育のデジタル化でこうした「細かな仕様への対応が増える」(吉川淳稔営業本部企画推進部長)傾向にある。

 同社は制服採用校のうち1割でスクールバッグも採用され、今春、学校納入では前年並みの採用を獲得。店頭販売での売り上げも前年比微増となった。

 全体的には引き続きリュックタイプが主流で、中でもスクエア型は変わらず人気。撥水(はっすい)性や収納性のニーズ、ブラックやネービーなど教育現場として華美にならないカラーが好まれる傾向も続く。